4/9~9/6まで開催していたポーラ美術館開館20周年記念展「モネからリヒターへ」に足を運びました。ポーラ美術館は遠方のため訪れたことがなかったのですが、最近印象派の事を学ぶ機会があり、時代背景を知ったうえで新たな視点を持って作品鑑賞がしたく美術鑑賞&温泉旅行へ行ってきました。
学生時代は全く興味のなかった印象派やセザンヌの作品・・・。
作家の人柄や時代背景を知ると、色やタッチ、空間など画中のすべてが輝き始め、
作家の緊張感が伝わってきます。
セザンヌは構図への拘り、モチーフの捉え方が確立しているからこその薄塗りでの完成スタイル。
モネの優しい色彩の中に隠れた計算しつくされた色の配置、光へのアプローチ。
拘りを持ち、しなやかに、折れることなく内に流れるイメージを顕在化させる、揺るぎない表現力・・・。生きることが描く事、そう言える人に私もなりたい・・・
おしゃべりな絵画たち、素敵な刺激をありがとう。
:最後の写真は、ヴィルヘルム・ハンマースホイ/デンマークの作家です。
昔から好きで、久し振りに合えてとても嬉しかった一枚。
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